【 POWとPOSの違い 】専門用語編
【 POWとPOSの違い 】専門用語編
2017年 4/23 blogを開始。
暗号通貨マニアのランです。
現在 ブロックチェーン技術は世界を巻き込んで、すごいスピードで金融の世界を変えています。
遠くない将来、学校の授業で教えていく必要があると考えています。
仕組みを作る側も、教える側も、覚える側も、ついていくのが大変な時代に突入すると本気で思っています。
少しでも誰かの為になれば嬉しいな。
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どうも〜
歴史マニアのランです。
数時間前の、日本時間で2:30〜3:10にニューヨークのブロックチェーンのカンファレンスで、リップルの発表がありました。
多くの暗号通貨は、このカンファレンスをきっかけに 高騰してるものもあります。
1日目のお話しでは、
『 リップルのコンセンサス アルゴリズムは、POWやPOSと比べて 非常に優れていますよ〜。』ってお話しでした。
おそらくね、内容が期待値を超えなかったんだと思います。
誰の期待値を超えなかったかと言いますと、ランのような暗号通貨マニアだと思います。
今日の内容は、おそらく一般向けの内容。
マニアさん達は、そんな内容なんてとっくの昔に知っています。
マニアでなくても、リップルのXRPを大量に保有している人は、自分がこの暗号通貨を保有していて大丈夫?って毎日疑心暗鬼なんです。
だから、このまま保有していても大丈夫なのかを早く知りたいんですよね。
もっと刺激的なお話しを期待していたのだと思います。
デイトレーダーさん達は、一般向けの内容なのを確認して 売り買いを頻繁にしています。
信用取引をしている方々は、もっともっと情報に敏感です。
そういった人達からも残念がられた内容だったのかもしれません。
だって、皆んな知ってる内容ばかりなんだもん(笑)
もう少し、イーサリアムのように 明るい未来を想像し易くて、わかり易い説明が欲しかったね〜。
あと2日間あるので、そこに期待します。
早く、リップル独自の あの強みを発表してもらいたい〜♪
リップルのシステムは本当に秀でてますよ〜
ちょっとだけ、POWとPOSに触れますね。
暗号通貨は、主にP2Pとブロックチェーンが
ネットワークの基盤になって稼働することが、大きな目玉になります。
暗号通貨のネットワークを維持するためには、色々な要素が必要です。
BITcoinでは、ネットワークを維持する為に、
P2Pのネットワークとして不特定多数のユーザーさんに、取引の承認の手伝いをしてもらうことで報酬を支払います。
マイニングってやつですね!
ネットワークに参加する事で、メリットを
得る事が出来るシステムとなっています。
でもね、これだけだと不安要素がいっぱい。
だから、暗号通貨してセキュリティの強化をする必要があります。
そのセキュリティ強化のシステムが、ブロックチェーンなのよ〜(^ ^)
暗号通貨のネットワーク維持のためのシステムには、今のところ POWとPOSがあるんです。
長々と書いて、やっと出てきましたね〜
【 POW 】= Proof of Work
【 POS 】= Proof of Stake
暗号通貨で1番有名なBITcoinは、POWを使用しています。
POWとPOSの違いって、難しそうですが意外と簡単!
【 POW 】
パソコンの余剰能力を使います。
複雑な演算をさせて、演算が1番速く解けた人に報酬を払うシステム。
理論的には作業量に比例して、ビットコインを採掘( BITcoinではMiningと呼びます )ができる量が増える仕様になってるんだ。
【 POS 】
作業量とは関係なく、保有しているコインの
量に応じて鋳造(暗号通貨によってはforging、minting、stakingと呼びます。)するシステム。
鋳造は金利の仕組みに似ています。
多くのコインを持つと、その分 金利が高くなります。
預金に似てますね〜(^ ^)
POSは、POWの弱点を補う為のネットワークシステムとして考案されました。
POWの弱点として上げられているのは、電力消費の問題と、51%アタック。
他にもいくつかありますが、代表的なのはこの2つ。
これの対応策を講じられているのが特徴です。
電力消費に関しては、自然破壊に繋がる温暖化の一因になってしまう案件、
51%アタックというのは、セキュリティの穴をついた乗っ取りの案件。
これを改善したネットワークシステムなんだよ〜♪
どこまでカンファレンスでリップルさんが発表しているか、英語が読めないので知る術が少ないのですが、リップルさんのシステムはマイニングによる環境破壊対策と、アカウントを乗っ取ろうと攻撃を何度も仕掛けてきても、相手の暗号通貨の枚数を攻撃する度に消費されるように設計してあるの。
そう、51%アタックは 攻撃者も同じ暗号通貨を持っていることが前提の、乗っ取り方法。
リップルは、独自の進化と開発をして作りあげたシステム。
リップルの優秀な売りは全部で3つ。
・ハブ通貨としての機能。
別名ブリッジ通貨。色々な暗号通貨との橋渡しにXRPという単位の通貨を使うんです。
・Gatewayとしての機能。
暗号通貨を含む、あらゆる通貨を預けられるWeb上のウォレット。
・IOUを利用した取引
IOUを利用した借用証書